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ドイツと日本の関係について

      2016/03/05

 - 国際・海外

ドイツと日本は古くから交流を続けてきました。第二次世界大戦では同盟を結び、敗戦国となりました。その後、日本とドイツはどんな関係を築いてきたのでしょうか。今回はドイツと日本の関係について調べてみました。

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●ドイツと日本、二国間関係の歴史

日独間の交流は江戸時代に遡る。ドイツ人医師のケンペル(1690年から3年滞在)やシーボルト(1823-28年、59-62年滞在)がオランダ商館関係者として長崎に滞在し、日本に西洋の知識を広める一助をなした他、帰国後には日本に関する紹介活動を行った。江戸幕府による鎖国政策が放棄された1861年には、プロイセンとの間で友好通商航海条約が締結された。明治時代に入ると、我が国はドイツから法律や科学、芸術等の諸分野で知識を導入した。伊藤博文が大日本帝国憲法の起草にあたりプロイセン憲法を参考にしたことは有名である。

 1914年に始まった第一次世界大戦において、日本は日英同盟を理由にドイツに宣戦し、中国の山東半島に出兵して青島などドイツの租借地を占領した。

 1930年代に入り日独関係は政治的に急速に接近したが、これはナチス・ドイツとの関係強化という不幸な側面を持つものであった。1936年には日独防共協定が締結され、第二次世界大戦(1939ー45)が始まった後の1940年には日独伊三国軍事同盟へと発展した。

 戦後は両国とも一時期連合軍の支配下におかれたが、1951年には日本とドイツ連邦共和国(西独)との間で外交関係再開が合意された。日本と西独は、戦後はともに奇跡的な経済復興を遂げて世界の中でも重要な地位を占めるに至り、日独関係もそれとともにますます緊密になっていった。なお、日本とドイツ民主共和国(東独)との間にも、体制の違いからくる制約はあったものの、1973年に外交関係開設が合意され、一定の交流が存在していた。1990年のドイツ統一により、日本と東独の関係は、西独を中心とする全ドイツとの関係に統合された。

引用元-在ドイツ日本国大使館

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●似ている?ドイツと日本

1面積がほぼ同じ

大陸国と島国という点では異なりますが、ドイツと日本の面積はほぼ同じです。日本の面積は377,914平方キロメートルで世界第60位。対するドイツは357,021平方キロメートルで世界第61位です。

2第二次世界大戦の敗戦国

日本とドイツは、これまで非常に似かよった歴史をたどってきています。両国ともファシズムや軍国主義といった非民主主義的な政治体制に走ってしまいました。その上に、無謀な戦争をして負けるという失敗を犯してしまったという点も共通しています。敗戦後にゼロから再出発をし、経済的にのし上がってきたという歴史も同じです。このように、日本とドイツは非常によく似た経過をたどってきているのです。

3世界に誇る経済力

第二次世界大戦の敗戦国であるにも関わらず、両国とも世界に大きな影響を与える経済大国です。2010年現在の名目GDPランキングでは、日本が5,4580億ドルで世界第3位、ドイツが3,286億ドルで世界第4位となっています。

4真面目な国民性

ドイツ人は、ヨーロッパのなかでは比較的、日本人の気質に近いように思えます。海外において、日本人は自己主張が無いと言われがちですが、ドイツ人も似たようなものだといいます。これは、個よりも公、無秩序よりも秩序を大切にするドイツ国民だから当然といえます。日本人が重んじる真面目さ、几帳面さ、勤勉さは、昔からドイツ人の美徳とされてきたものです。電車の時刻にしても、ドイツはほかのヨーロッパ諸国に比べて比較的正確だといわれているそうです。

5「すみません」をよく使う

欧米人は謝罪をしないと思われがちですが、ドイツ人は日本人と同じく頻繁に謝ると言われています。ドイツ語には「Entschuldigen」という謝罪表現がありますが、ドイツ人は日本語の「すみません」と同じようにこの言葉を多用します。道を聞くときや道を譲ってもらう時も、歩行中に人とあたったときなど、英語では「Excuse me」というところをドイツ語は日本語と同じく、「すみません」を使います。日本語とドイツ語の「すみません」は共通したシチュエーションに使われるそうです。

6世界トップクラスの自動車産業

ポルシェやフォルクスワーゲン、BMWなど自動車産業は、ドイツの基幹産業です。2006年、ドイツの年間自動車生産台数は582万台で、日本(1,148万台)、アメリカ合衆国(1,126万台)、中国(719万台)、に次ぐ世界第4位でした。生産台数では日本と差がありますが、ドイツ車のブランド力は世界に誇るものがあります。もちろん生産台数第1位の日本も、自動車産業は世界各地に拠点を有する日本のトヨタや日産、ホンダなど信頼性の高い車種・燃費のよい車種でも日本車がリードしています。国家経済における自動車産業の重要性は日本とドイツで類似しているといえます。

7科学技術への貢献度

科学におけるドイツの業績は非常に大きく、研究開発活動はドイツ経済にとって不可欠な分野となっています。1901年に第1回ノーベル物理学賞を受賞したヴィルヘルム・レントゲンを初めとし、これまで多くの科学者がドイツから生まれ、世界の発展に貢献してきました。現在のドイツは環境技術の開発に最も力を入れている国であり、環境技術を専門とする企業の総売上高は再生エネルギー分野で164億ユーロ、廃棄物処理分野は500億ユーロにのぼります。日本も、世界的にも多くの分野で高水準のテクノロジーを有する国として知られています。国際特許の出願数は、アメリカ合衆国に次ぐ世界第2位、特許収入もアメリカに次ぐ世界第2位の黒字国です。日本もドイツもこれからの科学技術の発展に欠かせない国であることがわかります。

引用元-MADAME RIRI

●ドイツ人の日本への感情は?

凄い偏見と個人的なイメージから言うと、まずドイツで出会った人たちの中で親日だなと感じた印象があるのは、東欧、フランス、そして中韓含むアジア人です。

ロシア、ポーランドやブルガリアと言った東欧の人々は寿司とか日本の映画、ドラマが好きという人を結構見かけますし、フランス人はなぜか日本の漫画が大好きです(NARUTOの売り上げが日本を除いたらフランスが断トツトップです)。

海外にくるような韓国、中国の人々にはよくマスコミが騒ぐように反日感情を持っている人は少ないですし、逆にドイツ語、英語に加えて日本語も話せるようなインテリの人々が多いです。

さて、そうした人々に比べてドイツ人の対日感情はどうかと言うと『普通』というのがドイツに一年近く住んでみた個人的な印象です。別に特別良いわけでもありませんし、日本人だからといって罵詈雑言を浴びせられるような差別を受けたこともありません。

ただ、イギリス、ドイツ辺りは差別主義者が国内に覆いのも現実ですし、アジア人だからといって不当な扱いを受けたと言う人の話も残念ながら聴いたことがあります。

あくまで一部での話ですので、私が住んでいる限りでは、特段の支障はありませんが恩恵もありません。一部の『漫画オタク』の人々は日本が異様に好きですが、彼らは周りから冷たい目で見られています。

引用元-俺ドイツ!

●二国の関係はどうなる?ドイツで対日感情が悪化しているわけ

英BBCがまとめた世界世論調査によると、「日本が世界に良い影響を与えている」と考えるドイツ人の割合は、急低下している。2011年の調査では58%だったが、最新の2014年では28%と半減した。ここまで激しい動きはめずらしい。

 理由は3つあると考えられる。ひとつは原発事故に対する日本政府の対応、もうひとつは日本の量的緩和策について、最後は歴史認識問題である。
 ドイツは緑の党でも知られるように環境問題に対する関心が高く、政策的にも脱原発に舵を切っている。ドイツのメディアでは日本の原発事故に対する情報公開について疑問視する論調が強く、今回の首脳会談でもエネルギー政策が話題に上る可能性がある。当然のことながら、ドイツの環境技術を日本に売り込みたいという思惑もあるだろう。

 日本の量的緩和策についてもドイツではすこぶる評判が悪い。ドイツは財政再建に対して極めてシビアであり、今年度の国債発行額は実質でゼロとなっている。ドイツは過大な政府債務は、世界経済のリスク要因と考えており、政府債務に無頓着な日本に対して苛立ちを強めている。ドイツ連銀が日銀の量的緩和策について批判的な見解を示したほか、メディアでも、構造改革を自力で進められない日本といったトーンの記事が目立つ。

 歴史認識問題についても、ドイツの日本に対する見方は厳しい。ドイツとしては、せっかく終了した戦後処理について蒸し返されたくないという思いが強い。日本政府要人による一連の歴史認識問題に関する発言は、戦後の基本的な国際秩序を壊すものと映っている可能性が高い。

引用元-ニュースの教科書

●敗戦後、二国の歩んだ道

まず、ドイツでは「第三帝国という国のかたち」が消滅し、分断の苦しみの後に新たな国家を建設していったわけです。そのような「完全な国体変革」があったドイツと違って、日本の場合は「国のかたち」がある種の連続性として維持されています。

 この点を取り上げて「日本は依然として枢軸国」だとか「戦犯国家」だという中傷があります。ですが、これはおかしな話です。戦後日本の「国のかたち」というのは、確かに不連続的な変革ではなかったかもしれませんが、官民挙げての平和国家への努力ということで「国のかたちの変革」がされたのは事実です。例えば戦後の長い間、日本は積極的に国際紛争をエスカレートさせる行動は全くしなかったわけで、それによって「国のかたち」は正常化していると考えることができます。

 また、連合国との和解ということでも、日本は1956年という早い時期に「連合国の発展形」である国際連合に加盟して、加盟国として多大な国際貢献をしてきたわけです。その戦後日本を「枢軸国」だという中傷は全くの「的外れ」でしかありません。

 また、ドイツは最終的に周辺国との国境紛争を「全て相手の主張を呑む形で譲歩した」という見方があります。確かに、ドイツは1990年に「再統一」を進める過程で、旧連合国との間で「最終的な戦争終結」のための「ドイツ最終規定条約」を締結、批准しています。その中で東部国境に関しては、オーデル・ナイセ線を採用し、それ以東の「領土再請求権」は放棄しているのです。

 この方式は日本の場合には全く当てはまりません。この決定は1990年時点で「統一ドイツという強国」が誕生することへの周辺国の警戒心を解くという「極めて特殊なギブアンドテイク」として成立していったものだからです。ですから、この「ドイツ最終規定条約」を前例として、日本に関係する国境紛争に適用せよというのは、仮にそうした主張が出てきたとしても、全く筋違いであると思います。

 一方で、ドイツに見習わなくてはならない姿勢というのもあると思います。ドイツは戦後の長い時間、ずっと「ナチズムを生み出した風土」への反省的な分析を続けています。「ドイツ連邦共和国」は国家として第三帝国を継承することはなかったのですが、民族として、文化圏としての反省的な姿勢から外れることはありませんでした。

 これに対して、日本の場合は「戦前を否定する勢力は東側の軍事同盟の影響下」にあった一方で、「自由経済を志向する側は戦前的な価値観に甘い」という奇妙な「冷戦的な分裂」、つまりは一種の思考停止が続いたわけです。自分の力で自由な発想で「枢軸に与して亡国に至った」歴史や、「周辺国の名誉を毀損し続けた」あるいは「成熟した経済社会を築けなかった」歴史への反省を行うということについては、ドイツほどの徹底は出来ていません。

引用元-Newsweek

●ドイツで開催!日本デー

ドイツ西部、デュッセルドルフ市、普段なら中央駅はガラガラだが今日は違う。ホームや連絡通路などが若者達であふれ、欧州各国の言語が聞こえる。多くの人達が変な服を着ているうえ、仮面もしており、色とりどりのSFっぽいコスチュームも付けている。ん、何だこれは? スターウォーズ・オタクの集会? いや、ダース・ベイダーもいないし、チューバッカの姿もない。どうやら、日本の漫画、コスプレやビジュアル系のファン達が主に集まっている。調べると、ああ、今日は毎年恒例「日本デー」の日だった。

日本デーは2002年に始まり、2015年の今回は14回目の開催。主催者やスポンサーは、デユッセルドルフ市、NRW州、日本クラブ、デュッセルドルフ在住の日本総領事に加え、驚くことに千葉県もいる(デュッセルドルフ市の姉妹「都市」のため)。日本デーは毎年の様に訪れる客が増え、客数はなんと70万人にものぼる。欧州最大規模の日本文化イベントといわれている。

日本デーでは文化的にハイレベルなパフォーマンス各種のほかにコスプレ・ビジュアル系・漫画・アニメなどのポップカルチャーから、日本の武道各種・生花・折り紙・着物の試着・レストランの屋台等々まであり、屋台は計80個以上もあるので、様々な日本文化を肌で感じることができる。

ポップカルチャーに興味を持ち、北ドイツのデンマーク国境付近キール市からはるばるやってきたザビーネ(19)は、SFを連想させるキラキラした服を着ており、日本で開発された「ドラゴンネスト」というオンラインゲームのキャラクターの格好をしていた。「そのキャラクター自身になりたいからこんな仮装をしているのではなく、なるべく多くの人達がそのゲームの素晴らしさを知ってもらえるように日本デーを訪れた」とのこと。

引用元-excite. ニュース

●150年の歴史、二国の今後の関係

「日本におけるドイツ年2005/2006」では日独友好のロゴマークが作成され、以来、様々な文化機関、ドイツ関連機関、友好団体、姉妹都市、企業、精力的に活動している個人の皆様による日独関連のプロジェクトや催しに使用されてきました。

日独の外交関係樹立150周年においては、「日独交流150周年」の文字入りの友好のロゴマークが、一千件以上の催しに使用されました。同周年事業が終了した今、私たちは共に未来に目を向けています。そこで、「ドイツと日本―ともに未来へ」を新たなモットーとして、友好のロゴマークと組み合わせて日独関連のプロジェクトにトレードマークとして活用していきます。このモットーには、ドイツと日本が単に友好関係を継続するだけでなく、生きる喜びに溢れた持続可能な未来に向けて共に積極的に努力していこうという思いが込められています。

引用元-ドイツ連邦共和国大使館・総領事館

まとめ
ドイツと日本は似ている点もありますが、戦後歩んだ道は違ったようです。150年続く交流が途絶えることのないよう、友好関係を続けていきたいですね。

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