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災害時の支援物資を送るにはどうしたらいい?

      2016/05/10

 - 社会・政治・経済

日本は地震などの災害が多い国ですが日本や世界の人々からの支援で様々な災害の復興を遂げてきました。ところで災害時の支援物資はどのように送ればいいかご存知ですか?注意しないと被災地に迷惑がかかることもあるので確認しておきましょう。

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災害時に支援物資を送る前に

1. ものが不足するのは、ものが無いからではない

日本国内の場合、現状、災害で直ちにものがなくなるということはありません。交通やライフラインが断たれて、一時的に品不足が起こるだけです。被災地のす ぐ外では、企業も自治体も、たくさんの商品や備蓄品を持っています。供給ルートが立ち直ればすぐに大量の物資が被災地に届きます。逆に被災地へのルート、 被災地内のルートが寸断されている限り、個人で物資を送っても、被災者には届きません。

2. 届いた時には必要とする物が変わっている

水が足りない、毛布が足りない……と、TVや新聞で訴える被災者。でもそれから物資を送っても、被災地に届くまでに数日かかります。その間に被災地で必要なものは変わってしまいます。受け取り手がいなくなった物資は、被災地で不良在庫になります。

3. 個人の物資支援はむずかしい

個人で送れる物資は、量も質もバラバラです。特に面倒なのは、同じ箱に衣類や学用品や食料をまとめて詰め込んだもの。開封して仕分けないと配布も出来ない のですが、災害時にそんな人手はありません。被災自治体は職員が総動員で被害の確認や避難所の運営に当たっています。こうした人たちに一層の負担を強いる ことになりますし、結果的には有効に配布できないまま終わってしまうことになります。

4. 保管も処分もお金がかかる

物資には保管料もかかります。最後の最後まで余った物資は廃棄処分することになりますが、阪神・淡路ではある自治体で物資の処分に2,300万円かかったそうです。被災者の税金を使って処分しているのですから、こうなるともはや二次災害です。

5. 「まだ使える」ものと、「これなら使いたい」もの

自分のタンスにあるもので「まだ着られる」と思う衣類と、フリーマーケットで「これなら着てみたい」と思う古着、品質にずいぶん差があります。「まだ使える」と思って送ったものが、相手に「これなら使ってみたい」と思ってもらえるか、考えてみましょう。「まだ使える」中古品を被災地に送って、そのぶん自分が新品を買うのなら、はじめから新品を買えるお金を被災地に送った方がいいですよね。救援物資は在庫処分ではないのです。

6. 送るときに注意したいもの

・古着……シミの付いた下着の仕分けをしたことがあります(>_<)。人によって基準が違うため、判断が難しい面があるので、なるべく新品を送るようにしましょう ・食料......生鮮品は腐ります。保存食なら自治体に備蓄があったり、企業から提供があります

7. ものは金に替える

ものを被災地に役立てたいのなら、フリーマーケットなどに出品して、お金に替えてしまうのも手です。売り上げた金額は少ないかもしれませんが、だいたい宅 急便一箱送るのにもけっこうお金がかかるのです。その送料分を上乗せして被災地に送れば、それなりの金額になります。

8. それでもものを送る場合

被災地支援をしているNGO/NPOやボランティアグループが物資の募集をしていることがあります。これまでの経験を踏まえて、あらかじめ品目を絞った り、被災地の外で仕分けをして被災地に届けるしくみを考えたりしています。いきなり被災地に届けるよりは多少は有効に使ってもらえる可能性が高いです。ただ何日も前の新聞記事に乗っていたからといって、その後もずっと募集を続けているわけではありません。ウェブサイトで状況を確認したり、あるいは団体の事務所に電話をして確認することが必要です。

引用元-レスキューストックヤード

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個人で支援物資を送るのは避けたほうがいい場合も

<支援物資>

地震発生直後から、さまざまな物資が足りないとする現地からの声が多数あがりました。これを受けて、支援物資を送ろうという動きが盛んです。しかし、どこへ支援物資を送ったらよいのか、わからない人も多いかもしれません。ズバリ、大口(大量)の支援物資出ない限り、個人が散発的に支援物資を送るのは控えた方がよさそうです。実際、熊本県では被災地が混乱しており小口の支援物資には対応しきれないのが現状。少量の支援物資を個人が送ったところで、仕分けするのだって大変な作業になります。送る方からしたら善意ですが、受け取る方からしたらその善意は言葉は悪いですが「ありがた迷惑」です。もちろん、被災地の方がそう言っているわけではないので誤解なさらぬようご注意ください。それよりも、支援物資を購入して送ろうと考えているなら、そのお金をまるごと義援金とした方が望ましいでしょう。

なお、「千羽鶴」を送るのだけは絶対にやめてください。何の役にも立ちません!

<Amazonを利用した支援物資>

大手通販サイト「Amazon」には、ほしい物リストという機能があります。いくつかの避難所がこれを利用し、必要な支援物資の提供を求めています。ちなみに、ほしい物リストにある商品を購入すると、購入した商品の支払いは自身が行い、商品は避難所に直接送られることになっています。相手が必要としているリクエストに応える支援物資を発送するという方法は、理にかなっていますね!

引用元-よろず堂通信

余った支援物資の保管で困ることも

土砂災害の発生以降、広島市には連日、全国から支援物資が届き、支援の輪は広がる一方だ。ただ、避難所で暮らす住民は一時より減少。市は、あふれる物資の保管場所に苦慮しており「住民のニーズに応えた支援を行うために、何をどれくらい送りたいのか事前に相談してほしい」と呼びかけている。

市によると、避難所で暮らす被災者は一時最大2千人あまりに上ったが、現在は800人ほど。発生以来、被災地にはレトルト食品や、タオルなどの日用品が今でも届き、2トントラック1台分の物資が突然届くこともあった。

「善意を生かすためにも、事前連絡に協力を」と担当者。

引用元-産経 WEST

善意の押し売りは禁物

このように、被災地ニーズは時と共に変わる。3.11から1年以上経った2012年の初夏。「仮設住宅は遮熱効果がないので、夏が来ると暑くてしょうがない」という話を聞き、遮熱効果のあるペンキを仲間たちと一緒に仮設住宅に塗りに行ったときのこと。僕らが作業をしている最中に、1台の車がやってきた。どうやら仮設住宅の人たちのために、何らかの支援物資(たぶん食料)を持ってきたようだった。彼らは飛び込みで来たようで勝手が分からず、僕の仲間が仮設住宅の町内会長みたいな人を教えてあげた。その来訪者は会長に会いに行ったが、数分後、彼は支援物資を抱えたままクルマに戻ってききた。そして、車内で待っていた自分の連れに向かって「要らないんだってよ!」と怒りの言葉を吐き捨て、仮設住宅を去っていった。

彼らにしてみれば「せっかく善意で来てやったのに」という気持ちだったのだろう。だがこれも、アポなしで仮設住宅の人たちのニーズを確認せずに、思い込みの善意でやってきた結果である。実際、当時の仮設住宅は食料に関してはかなり豊富で、僕も仮設住宅の人たちからお茶菓子を振る舞われたこともあるし、米をプレゼントされたこともある。5キロ入りの米袋だった。さすがに支援活動に行って米をもらって返るわけにもいかず、丁重にお断りしたのだが、「余ってるから持って行きなさい」と譲らない。あまり頑なに断るのも失礼かと思い、恐縮しながら頂戴したぐらいだ。ともあれそのような状況の仮設住宅に、相手のニーズも聞かず、たんに善かれと思って食料を持って行くのは、やはり被災者の人たちからすれば「善意の押し売り」にしかならないのだ。

もうひとつの「要らないもの」の代表格が「古着」だ。これは阪神大震災の被災者も、東北の被災者も口を揃えて言う。実際、これも東北の震災からひと月後くらいのことだが、とある被災地の市役所の玄関前に支援物資である古着が山と積まれていて、「必要な方はご自由にどうぞ」と書かれていたが、ほとんど誰も持って帰ろうとしない。僕が見たときは、おばあさんが一人、物色していただけだった。やはり古着は歓迎されていなかったのだ。

このようなことを書くと「せっかくの善意を不要だというのは、被災者のワガママだ」と思う人もいるかもしれない。しかし、それは違う。当然ながら、被災者もまた、尊厳を持った人間なのだ。もちろん被災直後は生き延びることに必死で、それこそ救援になる物資は何でも必要としていただろう。しかし、被災してひと月も経てば、人間らしさ、人としての尊厳を取り戻そうとする。そうでなければ、絶望に打ち勝ち、希望を抱くことなどできないからだ。

引用元-DIAMOND online

災害時は情報の確認を

本当に役に立つ支援物資を受け入れる工夫を!

1.支援物資の安易な受け入れは絶対に避けるべき。マスコミ等を有効に活用し、本当に必要なものを明確に示し、それ以外のものは受け付けないことが重要である。
2.被災現場からの情報を元に、不足物資及び受け入れ状況等をインターネット等を通じて、リアルタイムで全国に発信すること。

▼役立つ支援物資
・夏の水害だったので、タオルケット・バスタオル・フェイスタオル、Tシャツの配布が非常に役立った。
・台所が水没して、火気が使用できないため避難所での生活となったが、カセットコンロがあれば自宅・階でも生活ができる。
・すぐ使えるものがよい。洗剤・タオルは非常に喜ばれ役に立った。

▼必要物資情報の発信
・「住民が必要な物資は何か」を自治会連合会、ボランティア等の協力を得て聞き取りなどし、公民館単位でまとめること。
・ある程度、物資の目途が立った時点で受け入れを打ち切ることが必要。
・災害支援品について、応援するほうがどういう物を支授できるかというメニューを出し、被災地が必要なものを選ぶことができる、そういった仕組みができればよいと思う。

▼残った救援物資
最終的に残った救援物資については、チャリティーバザーを実施し、被災者は無料、被災者以外にはカンパを依頼した結果、約80万円が集まり義援金に充当した。

引用元-水害サミットからの発信

まとめ
支援したいという気持ちはとても大事ですが、被災地に負担をかけないように物資を送るときはよく考えましょう。

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