病院に入院する時はパジャマはどれがいい？乳がんの場合

 - 雑学

手術などで病院に入院することになったら何を持参すればいいのでしょうか？乳がんなどの場合は普通のパジャマでは不便なこともあるようです。今回は乳がんで入院する場合について調べました。

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乳がんとは

乳がんの進行

乳がんの場合、がん細胞は比較的小さい時期から乳腺組織からこぼれ落ち、リンパや血液の流れに乗って乳腺から離れた臓器（肺、肝臓、骨など）に小さな転移巣をかたちづくると考えられています。これらの微小な転移巣が大きくなると症状が出たり、検査で検出されたりするようになり、これを「遠隔転移」と呼びます。

例）肺に転移した場合は「乳がんの肺転移」と呼び、肺にあってもその性質は乳ガンであり、もともと肺から発生する「肺がん」とは異なります。

このように遠隔転移を有する乳がんを総称して「転移性乳がん」と呼びます。乳房に癌が見つかった時点ですでに遠隔転移を有する場合と区別して、手術などの初期治療を行ってから発見される場合を「再発乳がん」と呼びます。再発乳がんの中でも、手術をした部分だけに再発することを「局所再発」と呼びます。また、癌が皮膚や胸壁に及んでいるためそのままでは手術ができない乳ガンは「局所進行乳がん」と呼びます

引用元-もっと知ろう！乳がん

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乳がんで入院する場合の流れ

（1）入院に必要なもの

病院から指示がありますが，パジャマ・下着，タオル類，洗顔・入浴用品，スリッパ，お箸・湯飲み，イヤホン，印鑑，保険証，受診券などが必要です。飲んでいる薬などがある場合は，持参してください。また，書類の整理のために筆記用具やファイル，気晴らしのために本や音楽プレイヤーなどがあると便利です。携帯電話やパソコンが使える施設もありますので，病院スタッフに尋ねてください。

（2）手術前

入院を待っている間に外来で必要な検査（血液，心肺機能，感染症など）を行います。入院するのは，手術の1～2日前となることが多いようです。センチネルリンパ節生検を行う場合は，センチネルリンパ節を発見するために，手術の前日あるいは当日にアイソトープや色素を注射することがあります。手術後はしばらく入浴できないので，手術の前の晩に入浴・洗髪しておきましょう。また，腸の中を空にしておくために下剤を飲むこともあります。

（3）手術当日および翌日

手術は全身麻酔で行いますので，手術中に痛みはありません。胃の中を空にするために朝食は取りません。手術は2～3時間程度で終わります。麻酔から覚めたときに尿の管や点滴が付けられていますが，手術当日あるいは翌日には外されます。手術当日はベッドでの安静が必要ですが，手術翌日からは食事や歩行が可能です。

（4）手術後

特に問題がない限り積極的にからだを動かしたほうがよいでしょう。多少痛みがあってもからだを動かすことで悪くなることはありません。腋窩リンパ節郭清をした場合はドレーン（リンパ液を排出するための管）が付いていますが，ドレーンから出てくるリンパ液が少なくなれば抜くことができます。ドレーンを抜くまでの約1週間は入浴できませんが，タオルでの拭き取りや下半身へのシャワーは可能です。

引用元-日本乳癌学会

入院時に必要なものは

●持ち物を用意しておく
10日以上も入院するとなると、色々と身の回りの物を準備する必要があります。ここでは、一般的に必要と思われるアイテムを整理していますので参考にしてみてください。
※もちろん、病院によっては不要なものもあります。
・入院申込書
・健康保険証（老人医療受給証）
・診察カード
・印鑑
・小銭（入院費用は大金なので後で家族に持ってきてもらいましょう）
・筆記用具
・テレフォンカード
・歯ブラシ＆歯磨き剤
・くし
・化粧水
・せっけん
・洗髪剤
・バスタオル（３～4枚）
・フェイスタオル(３～4枚)
・胸帯（病院の売店で販売）
・下着
・パジャマ
・カーディガン
・靴下
・スリッパ
・マグカップ
・箸＆スプーン
・ティッシュペーパー（箱）
・ウェットティッシュ
・ビニール袋　数枚（ゴミ用）

引用元-乳がんの教科書

乳がんで入院する場合のパジャマは？

病院によってはレンタルの場合もありますので、まずは確認をしてみましょう。 手術をする場合、術後に点滴などの管がたくさんつながっていることが多いので、前開きで上下の分かれていない、浴衣やネグリジェ、ワンピースタイプのねまきを一着用意しておくとよいようです。特に、胸や腕まわりの手術をする場合には、術後、腕が上げられないので、かぶって着るタイプのものではなく、前開きのものがよいでしょう。

♪ライフパレット会員の声♪
・上下が分かれていると、医療者側からしたらちょっと大変。
・手術時、尿道に管を入れたので、パジャマのズボンより、浴衣のほうが看護師さん がお世話しやすい。
・パジャマも、かぶるものは腕が上がらないとき、不便で痛い。

引用元-LifePalette

パジャマ以外で注意したいもの

●→パジャマは前開き
乳がん手術後は、先生の毎日の診察や部屋での看護師さんによる観察があり、胸を開ける事が多いので、パジャマは”前開き”が良かったです。私は、前開きは1枚しか持って無くて、購入しました。

●→入院中(術後)のブラ
私の病院では、術後、傷の上にガーゼとタオルを当てた上に自前のブラをつけていました。入院前に、看護師さんからマタニティ用ブラを薦められ、子供専門店のマタニティコーナーで、前ホックの大きめの物を購入しました。出来るだけ、柔らかくて、傷に優しいものが良いです。そのコーナーに、T字帯もあったので、一緒に購入しています。

●→入院中の履物（音の出ないもの）
入院後半になるとリハビリもあり、結構活動しますから、普段でも履けるｽﾎﾟｰﾂｻﾝﾀﾞﾙが履き易いです。私は、持参したｽﾘｯﾊﾟは履かずに、娘に借りたゴムサンダル(ｱﾃﾞｨﾀﾞｽ)ばかり履いていました。

引用元-mattyoの乳がん体験記＆幸せの色ボタン

乳がんで入院した場合の費用

乳がんの手術で入院する場合、気になるのはその医療費です。　

乳がんを摘出する手術は公的医療保険（健康保険）が適用され、検査内容や入院日数に応じて金額が異なってきます。

請求される入院費には、手術、検査、差額ベッド代、毎日の診察料、治療費、食事料、寝具料などが含まれます。

健康保険を使ったごく標準的なケースでは、2週間前後の入院で自己負担は20万円前後。支払いは、入院時に一部を前納し、退院時に残金を支払うというシステムが多いようです。

引用元-乳がんの教科書

まとめ
乳がんで入院する場合は前開きのワンピースタイプのパジャマがいいようですね。なるべく自分の負担も減らせるように準備しましょう。

twitterの反応

パジャマと言えば、4年余前に、乳がんで入院するので買った2着のパジャマ。手術痕に当たらないように、男物のような大きさで綿100%。退院後も、着やすいので部屋着兼用で愛用、やっぱり綿が好き。でも最近かなりへたってきてるけど、この破れる寸前くらいが一番柔らかくて着心地がよい。

— tofu50March 30, 2012